CCCは非独占のバックアップを作成します。つまり、ソースとコピー先をCCCタスクに設定する際、その目的はソースとコピー先で同じファイルを、同じ階層の順序で所有することです。 その目的を達成するために、CCCはソースファイルと全く同じコピーをコピー先に作成します。 また、ソースにないコンテンツをコピー先から削除します。
コピー先からコンテンツを削除することは、コピー先ボリュームを選択する際に考慮すべき重要なことです。 ソースとは無関係のコンテンツがすでにコピー先にある場合、そのコンテンツは削除されます。コピー先ボリュームにあるファイルの運命が不確かな場合、CCCのツールバーからプレビューをクリックしてください。
1つのボリュームをバックアップタスク専用にする
それぞれのバックアップタスクに専用のバックアップボリュームを準備することをお勧めします。 バックアップディスクに他のデータ (つまり、バックアップしているソースと関連のないコンテンツ) を保管したい場合、CCCのコピー先として指定されていない、別のボリュームにそのデータを保管してください。 ディスクユーティリティからバックアップディスクにボリュームを追加できます。
古いバージョンのファイルやソースから削除されたファイルを保持するには
スナップショットは、ファイルの古いバージョンや、ソースから削除されたファイルを保持します。 APFSフォーマットされたボリュームをコピー先としてバックアップタスクに選択すると、CCCはデフォルトでスナップショットのサポートを有効にします。
CCCのコピー先セレクタにあるスナップショットのバッジは、現在スナップショットのサポートがコピー先で有効になっているかどうかを示します。 バッジをクリックすると、スナップショット保持の設定を管理したり、バックアップ上のスナップショットにアクセスしたりすることができます。