MacのメニューバーにあるCCCダッシュボード
CCCのダッシュボードアプリケーションを使用すると、macOSのメニューバーから“C”アイコンを使ってタスクに簡単にアクセスできるので、タスクの状況をすばやく判断したり、どのタスクを実行中かを確認したり、特定のタスクを開始、停止、一時停止することができます。 また、ダッシュボードはCCCのアクティビティの流れを表示して、お使いのMacにマウントされているすべてのAPFSボリュームでのスナップショットのディスク使用状況を示します。 そして、起動ディスクで過剰にスナップショットが使用されないように前もって警告します。 CCCは、CCCのステータスがひと目でわかるアイコンをメニューバーに表示しています:
: 実行中のタスクはありません
: 1つ、または複数のタスクを実行中
: CCCがあなたの注意を必要としています
: CCCタスクが無効です
CCCのダッシュボードアイコンをメニューバーに表示するかどうかを選択するには、CCCのツールバーから設定”をクリックし、“設定”内のツールバーからダッシュボードをクリックしてください。
タスクのモニタリング
CCCダッシュボードの“タスク”タブでは、タスクごとに開始、停止、または一時停止 (適用される場合)をコントロールできます。 “追加のコントロール”ボタンをクリックすると、CCCでタスクを開く、およびタスク履歴を表示する、のオプションが表示されます。
タスクアイコンは、タスクの直近の状況を示します。 例えば、グリーンのチェックマークはタスクが問題なく完了したことを示し、赤の"x"は最後のタスクがエラーに遭遇したことを示します。 タスク名の下には、タスクの次回実行時刻がデフォルトで表示されています。 こちらに表示される内容を変更したい場合は、“タスク”タブのヘッダをクリックすると、このタブの設定が表示されます。
タスクの進行状況のミニウインドウ
タスクの進行状況を示すミニウインドウは、デフォルトで無効になっています。 タスクが実行されるたびにこのウインドウを表示させたい場合は、“タスク”タブのヘッダーをクリックし、 アイコンをクリックして“タスク”設定を表示し、“タスクを実行中タスクの進行状況のミニウインドウ表示する”のボックスをチェックしてください。 ウインドウはタスクが実際に実行中のみ表示されますので、ご注意ください。
アクティビティ
ダッシュボードの“アクティビティ”タブは、CCC関連のアクティビティの流れ、例えば、タスクの開始時と完了時、タスク実行のリマインダー、およびスナップショットのプルーニングなどを表示します。 注意が必要なイベントが起きた際 (例えば、タスクがエラーで終わった場合)、CCCのダッシュボードアイコンはそれに応じて変化し、警告アイコンが“アクティビティ”タブの名前の前に配置されます。 タスクに関連するイベントの右にある矢印ボタンをクリックして、影響を受けたタスクをCCCで開くことができます。
アクティビティを削除するには
“アクティビティ”タブのイベントはログインのたびに、および、CCCがアップデートされると必ず、自動的に消去されます。 つまり、これはCCCのアクティビティの永続的な記録になるようにデザインされていません。 むしろ、アクティビティの“ライブストリーム”と考えてください。 “アクティビティ”タブからイベントを削除する必要はありません。 しかし、イベントを手動で削除したい場合は、単純にイベントを選択して“Delete”キーを押してください。
macOS通知センターを使って通知を共有する
CCCのアクティビティイベントをmacOSの通知センターにも表示させたい場合は、“アクティビティ”タブのヘッダーをクリックし、次に アイコンをクリックすると、“アクティビティ”設定が表示されます。
アクティビティのタイプごとに通知レベルを指定できます:
- 送信しない: これらのイベントは通知センターに一切送信されません。
- パッシブ: イベントは通知センターのリストに追加されますが、通知は表示されず、通知音も鳴りません。
- アクティブ: イベントが通知センターのリストに追加され、通知が表示されます。しかし通知音は鳴りません。
- 重大: イベントが通知センターのリストに追加され、通知が表示され、通知センターで設定された通知音が再生されます。
通知センターリストへの通知の追加、通知/バナーの表示、およびサウンドの再生はすべて、システム設定 > 通知センター で指定した設定に基づいています。ご注意ください。 CCCはこれらの設定を上書きすることも、通知をアラート、バナーのどちらで表示するかを指定することもできません。 NC設定を開くのボタンをクリックし、macOSの通知センターでこれらの通知をどのように管理、表示するかを設定してください。
また、CCCまたはダッシュボードアプリケーションが最前面にある場合、通知は通知センターに送信されませんので、ご注意ください。
通知センターからCCCダッシュボードを削除するには
CCCダッシュボード (または、その意味で、すべてのサードパーティアプリケーション) を通知センターのリストから削除したい場合は、単純に、通知センターのリストにからアプリケーションを選択して、“削除”キーを押してください。
CCC Diplomat
CCC Diplomatは、iOSモバイルデバイス上の写真やファイルのバックアップ先を提供するために有効にできるサービスです。 バックアップ先を設定するには、バックアップ先セレクタのアイコンをクリックします。 バックアップボリューム設定アシスタントは、ボリュームの設定方法、または代替ボリュームの選び方についてのガイダンスを提供します。 または、iOSバックアップのコピー先としてフォルダを選択することもできます。
Diplomat設定
Diplomat サービスに接続するために使用するパスコードを再生成したい場合、または、使用しないときにバックアップボリュームをアンマウントするようにCCCを設定したい場合は、 アイコンをクリックすると、“CCC Diplomat”設定が表示されます。
iOSデバイスからバックアップを作成するには
Mac App StoreからCCC Mobile Backupをダウンロードすると、iOSデバイスからの写真やファイルのバックアップを作成できます。
関連ドキュメント
タスクを中断するには
すべてのタスクを中断したい場合は、ダッシュボードのヘッダから“その他のアクション”をクリックしてから、すべてのタスクを中断...を選択してください。 CCCは1時間から1週間の範囲で、中断する期間のリストと、タスクを無期限に中断するオプションを提供します。 タスクをもう1度有効にし直すには、同じメニューからすべてのタスクを再度有効にするを選択するか、または単純にCCCを開いて、確認された時に再度有効にしてください。
注意:個別のタスクを無効にしたい場合は、タスクの“その他のアクション”からタスクを開く…を選択してください。 CCCの中から無効にしたいタスクを右クリックして、タスクを無効にするオプションを選択してください。 タスクを中断することとタスクを無効にすることは、別のことですので、注意してください。 すべてのタスクを中断して、その後その中断を解除した場合も、それより前に個別に無効にしていたすべてのタスクは無効なままです。
実行中のタスクを延期するには
タスクがタイミング悪く実行されていて、それを数分以上一時停止したい場合、タスクを将来の特定の時間に延期することができます。 CCCのメニューバーのアイコンをクリックしてダッシュボードを表示し、“その他のタスクアクション”メニューから“延期...”を選択してください。 タスクをもう一度実行する日時を選択するためのウインドウが表示されます。
CCCダッシュボードがログイン時に開始するように設定されていない場合、CCCの機能のいくつかは無効になります
CCCのメニューバーアプリケーションは“CCCダッシュボード”と名付けられ、CCCアプリケーションファイルの中にまとめられています。 ダッシュボードはCCCアイコンをメニューバーに配置し、関連するダッシュボードウインドウをホストしますが、CCCのバックグラウンドヘルパーツールのための他のプロキシのような機能も提供します。 以下の機能はCCCダッシュボードによって提供されています:
- タスク開始 と タスク終了 の通知
- タスクが完了した時に再起動、またはシステム終了する高度なオプション
- ソースまたはコピー先が再接続された時に実行するよう設定されたタスクに関して:
- 先に進む前に確認する
- タスクがしばらく実行されていない場合はリマインダーを送信
CCCのユーザエージェントをログイン時に開くように設定していない場合、上記の機能を確実に実行できません。 その結果、それらの機能はダッシュボードをログイン項目として設定するまで無効になります。 CCCダッシュボードのログイン項目の設定は、CCCの“設定”ウインドウの“ダッシュボード”からいつでも変更できます。