複数のボリュームまたは複数のMacを1つのハードドライブにバックアップするのは、容易なことではありません。 計画なしにそれぞれのソースボリュームを同じコピー先ボリュームにバックアップしてしまうと、各ソースボリュームのデータはバックアップボリュームで山積みになってしまいます。 さらに、タスクはお互いがバックアップしたコンテンツをアーカイブまたは削除します。
既存のAPFSフォーマットのバックアップディスクに専用のボリュームを追加する
複数のボリュームを同じAPFSフォーマットのバックアップディスクにバックアップしている場合、そのバックアップディスクにそれぞれのソースボリュームのための専用ボリュームを作成してください。 CCCから:
- コピー先セレクタをクリックして、バックアップディスクのいずれかのボリュームを選択します。 すでにボリュームが選択されている場合は、コピー先セレクタをクリッ クし、バックアップボリューム設定アシスタントを選択します。
- バックアップボリューム設定アシスタントからコピー先にボリュームを追加 をクリックします。
- 新しいボリュームに名前をつけて、ボリュームを追加のボタンをクリックします。
または、ディスクユーティリティから:
- ディスクユーティリティを開きます。
- 表示メニューから“すべてのデバイスを表示”を選択します
- サイドバーから現在のCCCのコピー先ボリュームを選択します
- 編集メニューからAPFSボリュームを追加...を選択します
- 新しいボリュームに名前をつけて、“追加”ボタンをクリックします
- それぞれのCCCバックアップタスクを設定して、コピー先の専用ボリュームにバックアップしてください
HFS+フォーマットのバックアップディスクに専用のパーティションを追加する
すべてのバックアップボリュームにAPFSを推奨します。 消去できない、またはAPFSに変換できない古いフォーマットでディスクをフォーマットしている場合、そのディスクにパーティションを追加して、バックアップとして使用できます:
- ディスクユーティリティを開きます。
- 表示メニューから“すべてのデバイスを表示”を選択します
- バックパックディスクの最上位の親デバイスをクリックします
- ツールバーの“パーティション”ボタンをクリックしてください
- "+" ボタンをクリックして、 第2のパーティションをバックアップディスクに追加します
- 新しいパーティションのフォーマットを APFS または APFS (暗号化) に設定します
- それぞれのCCCバックアップタスクを設定して、コピー先の専用ボリュームにバックアップしてください (その他のボリュームを追加したい場合は、上のセクションをご覧ください)
関連ドキュメント
複数のデータボリュームをAPFSフォーマットでないディスクにバックアップするには
同じ非APFSフォーマットのバックアップディスクに複数のデータのみのボリュームをバックアップする最も簡単な方法は、バックアップしたい各ボリュームのためのフォルダをバックアップディスクに作成することです。 その後、コピー先をバックアップディスクにあるそのディスクの専用フォルダに設定して、バックアップしたいそれぞれのソースボリュームのタスクを設定できます。
注意:この方法は、起動ディスクのバックアップの作成にはお勧めしません。 フォルダに作成されている起動ディスクのバックアップは、移行アシスタントと互換性がありません。
- CCCのツールバーから 新規タスク ボタンをクリックします。
- CCCのソースセレクタからデータボリュームを選択します。
- Finderでコピー先ボリュームに新規フォルダを作成してから、そのフォルダをCCCのコピー先セレクタにドラッグします。
- 必要であれば、タスクをスケジュールしてください。 そうでなければ、CCCの“タスク”メニューから 保存 を選択してください。 このタスクをすぐに実行することも、スケジュールに従って後で実行することもできます。
- コピー先のルートレベルにその他の各ボリューム用に新規フォルダを作成して、各ボリュームで上記の手順を繰り返してください。