CCCとTime Machineはどちらも指定されたAPFSボリュームでスナップショットを作成することができます。 それぞれで作成されたスナップショットはまったく同等です。 CCCで作成されたスナップショットとTime Machineで作成されたスナップショットに技術的な違いはありません。 Time Machineが有効で、CCCのソースまたはバックアップボリュームをTime Machineの範囲から特に除外しない限り、Time Machineはそれらのボリュームに独自のスナップショットを自動的に作成したり削除したりします。 CCCは復元のために存在するスナップショットについては曖昧なスタンスを持っているので、Time MachineがCCCのソースとコピー先ボリュームにスナップショットを作成することを許可します。
しかし、CCCとTime Machineの両方に指定したボリュームのスナップショットの作成を許可したいかどうかをよく考える必要があります。 異なる保持ポリシーで管理されている重複するスナップショットが害になることはありませんが、おそらく保持スケジュールの効率を下げる結果になるでしょう。 しかし、Time Machineはスナップショットを24時間だけ保持するので、問題になるのは1日分のスナップショットに限定されます。
Time Machineのスナップショットを個々のボリュームで無効にするには
CCC内で、あるボリュームのスナップショットのサポートを無効にした後も、そのボリュームのスナップショットがまだ作成されていることは、多くのユーザが気付いています。 スナップショットのサポートを無効にすると、CCCがそのボリュームからのスナップショットを作成および削除するかに影響しますが、Time Machineには影響しません。 CCCのスナップショットの一覧にはスナップショットを作成したアプリケーションのアイコンが表示されています:
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CCCによって作成されたスナップショット
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Time Machineによって作成されたスナップショット
Time Machineが指定したボリュームでスナップショットを作成しないようにしたい場合、そのボリュームをTime Machineから除外することができます:
- “システム設定”を開き、サイドバーの“一般”をクリックします
- “Time Machine”パネルを開きます
- オプション… ボタンをクリックします
- +ボタンをクリックして、除外したいボリュームを選択してください